子育て支援者養成プログラム
就学前の子どもを育てている親のためのプログラムです。子どもを健やかに健全に育てる力をつけられるようにつくられています。NPファシリテーターが安全な場を準備し、ファシリテーション技法により親同士が自分自身や子ども、親としての役割などについて考える機会を提供します。「人は学びながら親になっていく」「すべての親に支援が必要」という理念のもと、完璧ではない者同士がプログラムの中で互いの価値観を認め、親として学び、支え合う体験を経て終了後も支えあえる関係をつくることも狙いとしています。
0歳の赤ちゃんとのコミュニケーションを学ぶ講座です。言葉を話さない赤ちゃんとのかかわり方・遊び方がわかるようになります。赤ちゃんとの遊び方はわかっているようで、意外に知らないものです。赤ちゃんとのコミュニケーションはコツを学ぶ必要があります。でも、赤ちゃんトークで赤ちゃんとのコミュニケーション法がわかると、孤独感は減少し子育ての楽しさが増え喜びを感じられるようになります。赤ちゃんと過ごす親はもちろんのこと、保育園・乳児院等の保育士、そして赤ちゃん親子を支援する保健師やひろばスタッフの方達には、とても役に立つ講座です
「レインボウ」は死別・離婚など家族の変化や、虐待・災害などによる喪失体験で傷ついた子どもや大人の心のケアをするための「ピア(仲間)サポート・プログラム」です。大切な人やものを喪失する辛さは、誰にもおこる自然な感情ですが、辛い体験を受け容れるにはその気持ちを信頼できる人と分かち合うことが必要です。「レインボウ」はファシリテーターによって安全を保障された場で、感情を安心して表現できるように、ジャーナルや絵本などを用います。レインボウの子どもたちはグループミーティングに継続して参加し、喪失体験によっておこる混乱、怒り、罪悪感などの感情を仲間と共に受け止め、理解し、それを乗りこえ、新しく生きていく力を育んでいきます。
シルバーライニング(SL)は、突然の災害等に遭遇した時の「心のケア」プログラムです。研修を受けたSLファシリテーターがプログラム進行を支えます。例えば、地震等の自然災害時の広域被害の場合です。東日本大震災時には、その被災児へSLを導入し、心の安定を支えました。
子ども達が学校で、0歳の赤ちゃんとその親の協力を得て、1年間を通して赤ちゃんの成長を体験的に学ぶ親性準備のためのプログラムです。親子の感情や命の大切さを学ぶと同時に、共感性を養います。思春期の子ども達は、赤ちゃんはかわいいけれど育児には責任がある事を学び、性教育にもなります。